2012年9月8日の夜は、おしなさんと、おしなさんのご友人の方と、
リレー・フォー・ライフ芦屋へ。
リレー・フォー・ライフとは、
がん患者支援・がん検診啓発 チャリティーイベント。
1985年、タコマ市在住の結腸直腸外科医のゴルディー・クラット医師が
がん患者を励まし、対がん運動組織に寄付する目的で「がん患者は24時間、
がんと闘っている」をメッセージとしてフィールドを走ったことから始まったそうです。
単なる軍資金集めのイベントではなく、地域社会全体でがんと闘うための連帯感を
育む場として、現在では全米5000カ所以上、世界20カ国以上で行なわれるように
なったとのこと。
リレー方式でたすきを繋いで一晩中走り続ける、キャンドル・ラン。
自由気ままに自分のペースで歩く、リレー・ウォーク。
がんについて学べるブースがあったり。
来た人同士が交流できるコーナーがあったり。
★ルミナリエ

(写真はネットから頂きました。2007年のものだそうです。)
キャンドル・ランや、リレー・ウォークの参加費を支払うと、バッグをもらえます。
参加者が、偲ぶ想いや励ましのメッセージを書いたそのバッグは、LEDライトにかぶせられ、
トラックには素敵なひかりの環が。
★サバイバーズ・ラップ

(こちらもネットから頂いた写真です。)
がんと闘って来たひとたちのことを、サバイバーと呼び、
サバイバーの方だけが手形をおすことのできるもの。
ちなみに今年のサバイバーズ・ラップには、
「もう6回目の手形を押す事ができました」
といったようなメッセージもありました。
運動場のトラックを、20:30から翌朝8:30まで、
参加された様々な団体の方々が、たすきを繋いで走り続ける。
私がいたのは、19時から21:30くらいまででしたが、
そんな僅かな間でも、夜空のもと大勢の方が走っていらっしゃる姿は
胸をうつものがありました。
参加された方みなさんの胸には、がんで旅立たれた方、がんと闘っている方
を想う気持ちがあるのですよね。
誰かを想う気持ちが、おおきくおおきくひとつになったチャリティーイベント。
みなさんのお近くで開催されていたら、ぜひ足を運んでみて下さい。
胸にひびいてくる何かを感じ取ることができるかと思います。